こんにちは、彦どんです。
今日は久しぶりの雨ですね。晴れの日はもちろん大好きなのですが、個人的には雨の日も好きです。特に梅雨前のこの季節の雨はしっとり穏やかで、とても癒されます…。
今日は土曜日ということもあり、朝はゆっくり起床。お気に入りのボサノバをかけながら、朝昼兼用のブランチを楽しみました。
私、ボサノバが大好きです。
大好きといっても全然詳しいわけではなく、CDも数枚しかありません。学生時代に買った特にお気に入りのベストアルバムを何百回も聞いていて、今朝もこのCDを聞きながらブランチしました。
ちなみに、ボサノバってどこの国の音楽かご存じですか?
答えは「ブラジル」です。
結構、意外じゃないですか?
ブラジルと言えば、サッカー王国であり、サンバなんかも有名なので、エネルギッシュでパワフルなイメージがありますよね。一方、ボサノバは物悲しく、どちらかと言うと寂れた、静かで穏やかな曲がほとんどですよね。
ちなみに、ボサノバは「ボサノヴァ」「ボッサ・ノーヴァ」などとも表記し、英字だと「Bossa Nova」と綴りますね。ボサが「隆起、こぶ、素質、傾向、魅力」などを意味し、ノヴァは「新しい」をいう意味で、合わせて「新しい傾向」「新しい感覚」などと言う意味になるようです。英語のニューウェイヴと似た感じでしょうか。
歴史としては、1950年代後半、リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナやイパネマといった海岸地区に住む中産階級の学生やミュージシャンたちによって生み出されたようです。サンバをはじめとするブラジルの伝統的な大衆音楽をもとに、中産階級の若者たちが求めていた心地よく洗礼されたサウンド、「新しい感覚」のサンバとして成立したようです。
伝統的なサンバのリズムは好きだけど、たまには静かにしっとりと物思いに耽りたい…そんな若者たちの思いから生まれた音楽ということなのでしょうか。
個人的に、ボサノバは晴れた日の昼下がりが似合うと感じていますが、本日のようなしっとりした物悲しい雨天にも非常に合うと思っています。これも、サンバ~お祭り騒ぎ~祭りが終わった後の物悲しさ、なんて感覚から生まれてきているのかもしれません。
さて、本日はこれから読書や映画鑑賞をしたりして、残りの土曜日を楽しみたいと思います。脱サラ・セミリタイアした身とはいえ、土日は何となく休憩モードです。
皆さんも、素敵な土曜日をお過ごし下さい!

コメント