会社を速攻で辞められた理由

会社を速攻で辞められた理由 セミリタイア生活
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こんにちは、彦どんです。

金曜日、今週もお疲れ様でした。

昨晩、米国市場が久しぶりに大きく調整しましたね。

最近、私は短期のポジションを取らないようにしていたので、今回の暴落で慌てふためくこともありませんでしたが、今回の暴落で少し思ったことがあります。

通常、投資やトレードを開始する場合、その投資やトレードについて、期待しているリターンやリスク許容度などを事前に設定した上で、取引を開始しますよね?

っで、取引を開始するにあたり、どうなったら取引を終了するのか、所謂、利益確定もしくは損切りを行う値段を事前に決めて、取引を開始すると思います。

もし、相場が期待通りの方向に動いて、予定した含み益が出れば利益確定しますし、逆に想定外の方向へ行ってしまったら速攻で損切りをしますよね。

損切りすることにより、若干の損失は出てしまうものの、ルールに従い、速やかに損切りをすれば、次の投資やトレードにまた一からチャレンジすることが出来ます。

損切り出来ずに、ぐずぐずしていると、最初は小さな損失で済んでいたはずなのに、気が付いたらとても大きな含み損をかかえることになり、再起不能、最悪は投資の世界から退場する結果となります。

私も2007年頃から短期トレードを何回も行ってきましたが、トレードを始めた頃は、中々、損切りできずに大きな損失を被ったことが何回もあります。

その後、何回もトレードを練習し、上手に損切りが出来るようになってからは、少しづつ利益を出すことができるようになりました。

仮に損切りをして小さな損失を出してしまったとしても、冷静に負けた理由を分析した上で、気を取り直して新たにトレードエントリーをすることにより、先程の損失以上のリターンを叩きだすことは珍しくありません。

そうなんです。「損切り」はめちゃめちゃ大事なのです。(…今更ですが)

この損切り、めちゃめちゃ大事なのに、初心者のうちは中々できません。

「いやだー、1円も損したくない」
「1,000円あったら豪華なランチが食べられる!」
「きっと相場は戻って来る、、、まだまだ様子見だ…」

ダメです。すぐに損切りしないとダメなんです!

自分が事前に想定していた方向と逆に相場が動いて行ったと言うことは、もうその勝負は終わったのです。あなたは、今回は、勝負に負けたのです。

素直に負けを認めて、ごめんなさいして、次の勝負に挑むべきなのです。

今なら、軽傷で済みますが、いつまでも負けを認めずにグズグズしていると致命傷になり、最悪、死に至ってしまうのです。

・・・っでね。

上のような事を考えながら、「あれ?これって、会社を辞めるのと似てない?」と思いました。

そう。

今の会社に居続けるのか、それとも、転職や脱サラして別の道、新たな勝負に挑むのか。これに似てません?

私の場合、大学卒業後、先日脱サラした会社に入社し、一度も転職等をすることなく20年以上、この会社で働き続けました。

この20年間で世界は大きく様変わりしました。

20年前に憧れていたライフスタイルも、今では非効率で古く、過去に作り上げられた幻想…

20年前に先進的で素晴らしいと考えていた会社も、今では大企業病に侵された過去の遺物…

20年前に未来があると思っていた国も、時代の潮流に乗ることができず今では世界の落ちこぼれ…

2020年、とうとう、私のサラリーマンライフにも「損切り」を実行するべき時が来たのです。

普通に昭和~平成のジャパニーズサラリーマンとして生活を送っていたら、今年、コロナ禍とともに速攻で「損切り」つまり脱サラをすることは出来なかったかもしれません。

幸か不幸か、10年以上、投資やトレードの勉強をしてきたからこそ、「これはダメだ、すぐに退職しよう!」と早い決断をすることが出来たのかもしれません。

もう損失が出ており、そろそろ損切りするべき時なのに、古い考えや既成概念に囚われていると、取り返しのつかない損失を抱えてしまい、人生が詰んでしまうかもしれません。

どうですか?

損切り出来ていますか?

損切りは、速攻で冷静に無感情に行わなければなりません。

ではでは。

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